自他共栄の心をもって・・・
こんにちは!
メディカルスポーツ柔道整復学科です!
6月23日は慰霊の日。沖縄県民にとっては特別な日です。
本土の方には馴染みのない慰霊の日。
琉リハにも本土出身の教員や学生はいますが初めて聞く方が多いようです。
慰霊の日とは『沖縄戦で犠牲になった霊を慰め世界平和を願う日』とされています。
沖縄戦は沖縄県民の4人に1人が命を落とした壮絶な戦いであったそうです。
6月23日は沖縄戦の組織的な終戦の日であり、沖縄県独自の休日とされています。
柔道の父と呼ばれている嘉納治五郎の言葉に
【自他共栄】
というものがあります。
『相手に対して敬い、感謝することで信頼し合い助け合う心を育み、
自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしよう』
という理念です。
互いに信頼し、助け合うことができれば、自分も世の中の人も共に栄えることができます。
そうした精神を養い、自他共に栄える世の中を作ろうというのが「自他共栄」の意味です。
このような精神は世界平和に繋がるとされ、オリンピックによる世界平和の実現へと繋がっていきました。
慰霊の日。沖縄県全域では正午の時報とともに黙祷を捧げるのが習わしです。
自他ともに感謝できるように過ごしていこうと思います。