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【那覇校】卒前卒後教育

皆さん、こんにちは。理学療法学科 那覇校です!

7月に入り蒸し暑い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか⁇

いつもは学院での学生の様子なやイベントなどを載せていますが、今回はちょっと真面目に…

「教員の取り組みについて」ご紹介します。(⌒∇⌒)

 琉球リハビリテーション学院では本校・那覇校すべての教員がその分野の国家資格を取得しており、臨床経験5年以上、さらにさまざまな分野での経験を積まれた先生たちが常勤しています。私も臨床を7年経験したのち、母校でもあるこの琉リハに教員として今年3月に再就職をしました。

 学生時代は「先生たちは授業をしてくれている。」という印象でしたが、実際、教員の立場になってみてこんなに先生たちは授業以外にも学生のためにやってくれていたんだ!と気づかされながら日々業務に取り組んでいます‼

 教員の取り組みはいろいろとありますが…今回は、「卒前卒後教育」の取り組みについて簡単にお話したいと思います。

 まず卒前教育として、1年次から3年次までに実習といって実際に臨床に出て学ぶ期間があります。実習に出る前に学生は学院で実技(患者さんの身体の動かし方、関わり方、評価の仕方など)を学びます。学んだ知識を持って、実習に取り組んでもらいます。実習を通して、学生の課題としてあがることが多いのが、情意領域(社会常識、専門職としての向上心)です。このような課題が上がる場合は学生や実習指導者、教員と話しながら実習のどんなところで難しさを抱えているのかを相談しながら進めています。

 卒後教育では、職場での研修会や自分で勉強会を探し参加したり、県士会の新人プログラムなどでスキルアップを目指すことが多いです。ですが、療法士の増加に伴い、ここ数年ではより専門的な分野の勉強が求められています。

ここ3年は、コロナ渦となり学生が臨床で学べる機会や期間が少なくなってしまっているのが現状です。卒前での実習経験が少ない為、実際の臨床見ることなく卒後してしまうことで臨床にて働いた時に苦労してしまうことが多いのではないかと感じます。

 教員としては卒前での学生への指導はもちろん、卒後教育へ繋がりやすいように学校と臨床現場の先生方との連携を図り実習から資格取得後臨床へスムーズな流れで働けるような教育が重要だと考えて日々取り組んでいます(⌒∇⌒)

 

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