【那覇校】期末試験

　台風が近づいてきていますので、皆さん気を付けていきましょう。本日は那覇校より『試験』についてお伝えします。

　定期試験は、一般に学期ごとに中間試験（中間テスト）と期末試験（期末テスト）が行われ、最終学期は学年末試験や学年末テストが実施されている。大学・専門学校などでは期末試験での実施が多いとされているが、当学院では中間試験を設けている科目も少なくない。

　中間試験を設けることで勉学への取り組みや内容理解が早期に把握でき、今後の学修効果への授業形態の参考にできるメリットがある。

　当学院ではある程度の試験期間を設け実施しているが、授業科目数や試験範囲が多岐にわたるため学修者の試験への取り組みとスケジュール管理が非常に重要となる。日々学修を継続している学生においては問題のない期間であるが、必ずしもそのような学生ばかりではないことも事実である。

　定期試験は学修理解度の確認ができ重要なイベントではあるが、我々の職業は知識面と技術面だけでなく情意領域も重要な要素の一つである。試験の良し悪しでは判断しにくい情意面であるために、普段の出欠状況、提出課題、授業態度、学習への関心・意欲などを加味し、評定することが最も重要であると感じる。

　情意面に関しては日々の生活態度や生活習慣の自己管理を行い、社会人そして医療人としての認識を学生生活の中で身につけ学修に取り組んでもらえるような環境の提供を行っていきたい。

　とは言うものの、やはり試験の点数が気になるのが学生の心情である。試験が徐々に終了し結果を待ち望んでいる学生や不安で仕方ない学生などさまざまである。取り組んだ時間の数が結果に直接的に反映されるため、試験の評定は今後の士気向上においても非常に重要である。

　結果を確認した学生の声（心の叫び）が印象的であり、この今の気持ちを保てるように学院全体で彼らのサポートを行い、最終目標である国家試験へ自信をもって挑んでもらいたい。国家試験の結果を満面の笑み喜びを学修者が感じ社会へ送り出すことが我々教員としての大きな喜びである。