作業療法士になるために〜実習ver~
こんにちは。作業療法学科の宗像です。
今週のテーマは「実習」です。
作業療法士になるためには、日本の法律では800時間以上、世界作業療法連盟では1000時間以上の臨床実習を行うことが定められています。
琉球リハビリテーション学院の作業療法学科は昼間主・夜間主共に世界作業療法連盟の認定校ですので、1000時間以上の臨床実習を行っております。
1000時間と聞くと途方もなく感じると思いますが、1回で全部を行うわけではありません。
1年次・2年次・3年次とその時の学習状況に合わせて、1年次は「見学」、2年次は「地域」「評価」、3年次は「総合」と5日間の短期間から開始し最終的には50日間、実際に病院や施設などの臨床現場にお邪魔させていただき、最前線でお仕事をされている作業療法士の先生方にご指導をいただきます。
実は今現在、2年生の皆さんが評価実習の真っ只中です!
自分の時もそうでしたが、実習開始前も実習中も本当にドキドキで、何をどうしたらよいのか不安と緊張感の中の毎日だと思います。
ですがきっと、指導をしてくださっている先生方や実際にお話をさせていただいたり身体に触れさせていただく対象者の方々の優しさに包まれて、多くのことを学ぶことができていると思います。
これは私だけかもしれませんが、対象者の方の笑顔を見ると勇気が湧いてくるというか、頑張らなくちゃという気持ちになります。
そんな気持ちを経験できるのは、臨床実習の1つの醍醐味かもしれません。
ですので、1回ずつ臨床実習を重ねる毎に学生の表情がなんとなく凛々しくなっていきます。
今の2年生たちの実習終了後の表情を楽しみに、楽しく学び多い実習になることを祈っているところです。
これから医療職を目指す皆さま、「え~実習、なんかやだなぁ」と思われるかもしれません。
でも、本当に多くの学びを得られご自身の成長につながりますので、そのドキドキを楽しんでいただけたらと思います。
琉リハでは2023年度入学生の募集をまだ行っております!
個別でのご相談にも対応しておりますので、いつでも学院へご連絡いただければと思います。