名護高校　1年生へ講義実施♪

作業療法学科の上江洲です．
先日，「医療分野における専門学校と高等学校のキャリア教育連携プログラムの開発」実証の一環で，名護高校1年生に対して授業を実施しました．

約80名の生徒を２グループに分けて，①VRを活用した職業紹介の演習，②職業選択のコツに関する講義，③職業選択についてのワークショップを実施しました．
聴講中は静かに集中して参加し，演習中は活発に意見交換で盛り上がり，意見発表は堂々としており，将来が楽しみな生徒さんたちでした．

VRでは作業療法士の他に理学療法士，柔道整復師，社会福祉士，保育士などの職業を体験でき，患者さん側の体験，専門職側の体験を選択できます．
高校の先生からは「生徒たちはとても楽しみながら授業に参加しており，私も時間が経つのを忘れて一緒に楽しみました」と感想をいただきました．

職業選択に関する生徒アンケートでは，「将来に対する不安が漠然とあって、なにから調べればいいのかと思っていたので、授業を受けて良かった」，「将来について考えるきっかけになり、選択肢の幅が広まった」，「VR体験を通して、患者さん一人一人に寄り添ってサポートしていくのはやり甲斐がありそうだと感じた」という声を聞くことができました．

職業を選択する上で重要なことは，自分の好きなこと，興味のあることを発見して，大切に育むことです．
今回，琉球リハビリテーション学院は高校生が職業の選び方を学べるように支援しました．
自分で考える力は社会生活を送る上でより必要な時代になっています．
高校生の興味を惹きつけながら，冷静に深く考察できる授業のサポートを今後も継続します．