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文科省委託事業 中部商業高校のプレ実証講座

沖縄も秋を感じる季節になってきました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 琉球リハビリテーション学院は、日々の在学生への授業はもちろんですがリハビリテーション職種の後進育成の一貫として文科省の委託を受けて高専連携事業でのプレ実証講座を実施しました。
 今回は「中部商業高校生涯スポーツ科3年生」の皆さん!

「専門職の考える生涯スポーツ」と題して理学療法士・作業療法士・柔道整復師の立場から仕事内容や職種に特化した実技の情報提供を行いました。
 理学療法はストレッチを紹介し実技の前後での比較を行い、効果を肌で感じる体験を行いました。
また変化だけではなくその理論や目的なども学習しストレッチの重要性を学び、スポーツを継続して行うためには自己管理の必要性が理解できたと感じます。

 作業療法は、脳科学に基づいた運動学習と題し、感覚・注意をキーワードに「けん玉」を用いた運動学習の実体験を実施しました。
「けん玉」の知識があるかどうか?や他者観察などを行うことで、効果的に運動学習を進めていくためには?などを体験してもらいました!
重量や大きさなど感覚に注意を向け、自分自身の身体に照合させ「けん玉」の操作を行うことで短時間での技術の向上に歓喜していました。

 柔道整復は、トレーナー活動や働く職場などを紹介しテーピング技術の指導を実施しました。
スポーツを継続して実施している皆さんですので、普段はテーピングをされる方でありますが、今回は実施側となり様々な視点からテーピングの重要性を理解し積極的に取り組んでいました。

また生徒だけでなく、教員の先生方も共に実践し体験でき有意義な時間を過ごすことができました。
スポーツを継続していくためには日々の自己身体の管理や予防が必要であり、競技者として技術の向上においても今回のような体験は大切であると実感しました。
スポーツは年齢を問わず様々な楽しみ方があり、コミュニティーの一貫でもあるため「生涯スポーツ」として参画していくことで、今後の人生の生きがいの一つになるのではないでしょうか?

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