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旅立ちの日、さぁ いざいこう!

卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
先週の3月12日に当学院、琉球リハビリテーション学院でも卒業式が挙行されました。
当日は、天候にも恵まれ、春の訪れを感じるどころか、沖縄では夏の訪れを感じるくらい暑い日となりました。学生たちは国家試験も終了し、晴れ晴れとした表情で参列していました。

式典の卒業証書授与の様子
作業療法学科卒業生と教員

作業療法学科は、昼間主と夜間主の2つのコースがあり、1,2年次では交わる機会が少なく、交流がほとんどありません。ですが3年次の後期半年間は合同で国家試験勉強をします。
卒業式の日、学生のひとりが「仲良くなれるか不安だったけど、みんな同じ目標をもった仲間だから、勉強を一緒に教え合うことで仲良くなれて嬉しかった」と話していました。
私の印象ですが、昼間主の学生は、現役生が多く入学時は、まだあどけない表情で“子供”の印象があります。
ですが進級するにつれて作業療法学生としての成長と、“大人の顔”に変化していく人間的な成長も感じられます。
一方、夜間主の学生は、良い意味で逆です。
社会人が多いため、入学時は“よそ行きの顔が出来る大人”で教員とも一定の距離を保って接してきます。
ですが、進級するにつれて“学生感”がでて若返っていきます。
同じ目標をもった様々な世代、バックグラウンドの学生たちが入学し、クラス内では会社での同僚、上下関係とは違う関係がうまれお互いが刺激をし合い仲間意識ができるのでしょう。

国家試験終了後の学生たち
国家試験終了後の学生たち

今年の卒業生は入学後にCOVID-19が流行り、オンライン講義から始まりました。
本来あるべき学科間や学年間の親睦を深めるための“球技大会”や、クラスメイトと協力し、地域交流も兼ねた学院全体で取り組む“琉リハ祭”といった行事も中止になり、不自由な学校生活だったと思います。
また3年次になっても、コロナ終息が見えない中、一部卒業生は現場での実習が出来ず心残りだったかもしれません。
ですが、来月からは“作業療法士”です。教員として、作業療法士の先輩として心からみなさんにエールを送ります!

最後に琉球リハビリテーション学院 作業療法学科を選んでくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。

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