なぜ働くのか、なぜ医療なのか、なぜ琉リハなのか。
答えはプロをめざす人、プロになった人だけが知っている。
だから耳をかたむけてみよう。
その人たちは、あなたのちょっとだけ先を歩いているのだから。
探し続けていたヒントや、思い描いていたキャンパスがきっと見つかるはず。
琉リハの一年生に入学のきっかけや、入学前後のことについてお話を聞きました。
不安を安心に変える
施設と環境
スポーツを通していろんなセラピストと関わる機会があり、将来は私も理学療法士としてたくさんの人をサポートしていきたいと思い、志望しました。ここは設備が整っていて勉強がしやすい環境があり、カフェやレストランもあるので、いい気分転換ができます。初めて学ぶ医療分野の授業はすごく難しくて不安でしたが、先生方が優しくサポートしてくださいました。仲間たちと共に学び、刺激しあいながら勉強することができたり、たくさんのお楽しみイベントがあって、充実した日々を過ごしています。今の目標は、いろんな人の役に立ち、笑顔を引き出せる理学療法士になることです。そのためには、国家試験に合格しなければなりません。国家試験に向けてコツコツと頑張っていきたいです。専門学校はみんな同じポジションからのスタート。不安なこともあると思いますが、仲間や先生方、先輩方が優しくサポートしてくれます! 琉リハで楽しく学びましょう!
仲村 莉桜さん
理学療法学科 (名護高校出身)
たくさんの友だちと
楽しく学べる
琉リハはカリキュラムに実習が多くて、実践的で良いと思ったので行くことを決めました。入学した当初は、学ぶことがすごく多くて大変でした。今は学校の雰囲気や通学にも慣れてきましたが、勉強が大変なことには変わりはないです。でもたくさんのことを学んでいくうちに、すべてが自分の将来の役に立つ、ということが分かってきました。入学してよかったと思うことは、他の高校からきた個性さまざまなクラスメイトたちと仲よくなれることと、専門分野が幅広く学べることです。私の将来の目標は保育士です。近い将来、保育士になって働いている自分のことを思い描きながら授業を受けていると、勉強にも力が入る気がします。琉リハは、たくさんの友だちができ、楽しく学習しながら、資格も取れるのでいい学校だと思います。ぜひ入学して、たくさん学んで楽しんでください。
知花 茜李さん
こども保育リハビリ学科(普天間高校出身)
学びに遊びに仲間づくりに、がんばる先輩たちにアドバイスを聞いてみました。
プロから直接、
助言を受けられる
人と関わり、人を助ける仕事がしたくて、いろいろな分野を調べていくうちに作業療法士という職種に出会い、関心を持つようになりました。その人の好きなこと、したいことを行いながら回復を目指すという仕事に、魅力を感じたからです。初めて琉リハを訪問したときは先生一人ひとりが明るくて、建物もきれいで、海が見えるところが印象に残りました。通学するようになってからは、カフェやレストランでのパンやご飯が、すごくおいしいと感じました。今ではランチの時間が毎日の楽しみになっています。学校で座学はもちろん、実際に現場に行って学ぶ実習があります。直接、作業療法士さんから助言をいただいたりできるという点は、とても勉強になります。ここに入学して良かったです。将来は、患者さんのことをよく知るために一人ひとりと真剣に関わり、信頼を得るためにきちんと向きあいつつ話しをして、考えて行動できる作業療法士を目指します。
山城 紗里奈さん
作業療法学科 (美里高校出身)
先生方と
学生の結びつきが強い
自然あふれる環境で、親から自立して勉学に励めるところに魅力を感じて志望しました。私は5歳の頃から極真空手を習っています。空手発祥の地、沖縄県で武道と勉学が両立できることにも惹かれました。ナイトキャンパスに参加した際に、施設が充実していることと先生方と学生の結びつきが強いことが印象的だったので、入学を決意しました。入学当初はコロナの影響でオンライン授業だったため、なかなか慣れなくて大変でした。でも先生たちが工夫して授業をしてくれていたので、しっかり理解できました。現在はクラス全体がにぎやかで、入学した当初よりクラスの仲間が深く団結していると思います。他の学校ではできない実習体験が本当に貴重で恵まれていますので、入学して良かったと思います。将来は接骨院を開業し、空手の道場を運営して両立することが夢です。琉リハではたくさんのことを学び、たくさん楽しむことができるので、とても充実しています。
山川 颯斗さん
メディカルスポーツ柔道整復学科(山形私立東海大学高校出身)
琉リハで学んだことが現場でどうなっているのか、卒業生を追いかけて聞いてみました。
患者様の理解・納得の
手応えを実感
患者様対応と書類作成などの間接業務を担当しています。この職場は他の病院では経験できないような急性期から回復期まで一連の流れが担当できることと、勤務条件の良さから志望しました。仕事でやりがいを感じるのは、基本動作に介助が必要な患者様が回復したり、早期退院されたとき。患者様へ病態や症状のメカニズムを説明するときは解剖学や基本的な生理学を理解していないと詳しい説明ができません。患者様から理解・納得が得られた時、琉リハで学んだことが活かされたと実感しています。
豊見城中央病院
理学療法学科 卒業(西原高校出身)
宮城あすかさん
ひとりよがりな支援に
ならないよう心がけて
おもに児童虐待に関する相談員をしています。社会福祉士としての経験を積みながら、地域貢献をしたいと考えて志望しました。社会福祉士だから見えてくる地域の実情もあり、とてもやりがいがあります。クライエント自身が課題解決できる力を発揮できたとき、この仕事をやっていてよかったと感じます。在学時は授業の中で、クライエントの声を傾聴し、寄り添うことが大事であることを気づかされました。現場で実践していく中で、そのことが信頼関係の構築にとても役立つと感じ、本当に必要な支援を考えることができると実感しています。
金武町役場 こども支援課
子ども家庭総合支援拠点 社会福祉士
社会福祉学科 卒業(那覇西高校、名桜大学出身)
比嘉 渚さん
心身ともにサポートする
仕事が誇り
現在の担当は、診療(リハビリ)、カンファレンスなどです。病気や障害で、やりたいことをあきらめ、生きがいを失くしてしまっていた患者さまが退院後も自分らしく生活を送っていると聞いたときにやりがいを感じます。琉リハでは、グループ学習の機会が多くて、そのなかで患者さまに触れるときの注意点や工夫していることを共有できました。これは今勤めている中でも活かされていて、よかったです。障害や病気だけでなく、心身ともにサポートすることで困っている人の人生によりそうことができる。そんな職業につけたことを誇りに思います!
医療法人タピック 宮里病院 回復期病床
作業療法学科 卒業(名護高校出身)
上間 涼夏さん
指導する立場で、
やりがい実感
独立開業の夢と、県外での仕事や生活を体験してみたいという思いがあり、院内で治療の勉強会や技術大会がある、この鍼灸整骨院を志望しました。現在6年目で後輩スタッフに教える立場となり、人材教育や育成にやりがいを感じています。琉リハで、勉強や社会人としてのコミュニケーション、一般常識などを教えてもらえたことが、とても活かされています。琉リハは、勉強や生徒とのコミュニケーションで、熱心に寄り添ってくれる先生たちが多いです。ぜひ、ここでいろんなことを学んでほしいです。
中部メディカル かえる堂整骨院
柔道整復学科 卒業(美里高校出身)
花城 み旨さん
先生方に学生たちを支えるための熱い思いや、大切にしている信念などをしっかり聞きました。
作業療法士 講師
琉球リハビリテーション学院 作業療法学科卒業
天久 藍先生
すべては
“考えて解決する力”のために
実技の前にはデモンストレーションを実施し、1回の授業で必ず1度は、すべての学生の名前を呼んで声をかけるように心がけています。学院生活や教員に慣れていない時期には、立ち止まって顔を向けて話をするようにしています。毎回の講義で実技やワークショップを取り入れ、メリハリをつけています。課題では「答え」を教えるのではなく「ヒント」を伝えるようにして“自分で考えて解決する力”につなげています。資格を取得するために共に切磋琢磨するクラスメイトは、生涯の友達になります!楽しい学校生活が待ってますよ~♬
メディカルスポーツ柔道整復学科 講師
東京都出身・柔道整復師・保育士・社会福祉士・JATI-ATI
朝倉 勇人先生
助け、諭し、
ともに楽しむを大切に
柔道整復師として約20年の救急病院での勤務経験を活かし、常に「リアルの追求」をテーマにしています。一刻を争う救急医療の現場では、冷静な判断で適切な治療方針を打ち出せる鑑別眼をもつことが大切です。そのため豊富な経験と知識が必須となります。医療現場に携わる自身の体験を伝えるため、講義では教育的愛情をもって接しています。学生との信頼関係がないところに教育は成り立たたないからです。学生を信じ、自発的行動を見守りつつ、ともに楽しむという共感性を大切にしています。
メディカルスポーツ柔道整復学科 講師
琉球リハビリテーション学院 柔道整復学科 卒業
小森 瑛梨奈先生
人に喜ばれ、
ありがとうと言われる
学生同士で考えたり、様々な意見を取り入れたりして、わかりやすい講義を心がけています。医療用語は難しいので、まずはヨミガナから。新入生は基礎や暗記が多いです。なぜ覚えないといけないのか、その知識をどう活かすのか、ということが大事です。学生の事を知り、考えを聞くことにより、私の事も知ってもらいます。相互理解が深まり、学習意欲につながります。つまずいた時は「だめだ!」と否定せず「どうしたらよいか?」など、改善案を出せる声かけを指導しています。人に喜ばれ、感謝される、それが琉リハの流儀です!