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2021.06.09 (水) お知らせ

「2019年度 おきぎんふるさと振興基金」事業について

「2019年度 おきぎんふるさと振興基金」事業について

この度、(株)沖縄銀行様の創立30周年を記念し設立された「おきぎんふるさと振興基金」によるご支援で、琉球大学病院リハビリテーション部 神谷 武志先生が事業報告書をご提出されました。

その運営メンバーとして、琉球リハビリテーション学院 理学療法学科 安田教員が参加をさせて頂き、

今回は、琉リハの授業課題で作成した資料をパラスポーツご紹介用として、こども達へ配布をして頂きました。

より多くのこども達に興味を持って頂けると幸いです。

これからも今後の発展に繋げられるよう、多方面での活動を行い、関係者一同取り組んで参ります。

 

参考資料
※以下、神谷先生の事業報告書を一部抜粋させて頂いております。

≪事業の目的≫

・沖縄県内の四肢形成不全や欠損、切断、また手足に障がいを持つ子ども達に、運動や義手や義足の装着、体験する場を設け、子どもの社会活動を促す

・身体を動かすことのすばらしさや挑戦する心を体感してもらう

・障がい者スポーツの情報を提供し、パラリンピックを目指すアスリートの発掘や育成へと繋げる

≪事業の背景≫

四肢の形成不全や欠損、切断を持つ子ども達や障がいを持つ子ども達の多くは、
歩く、走る、両手を使うなどといった経験がないまま、成長します。

このような障がいを持つ子ども達が、友達と同じことをしたり、体を動かしたりすることは決して簡単なことではありません。

我が国が2014年に批准した「障がい者の権利に関する条約」について

「障害のある子どもの発達しつつある能力の尊重、および障がいのある子どもがそのアイデンティティを保持する権利を尊重する」

「障がいのある子どもも他の人と平等にレクリエーションやレジャー、スポーツといった文化的な生活に参加する権利を持つ」と謳われています。

障がいを持つ子どもが自分の記録に挑戦し、
達成することで自己肯定感が育成され、身体及び精神の健全な成長と発育へと繋がる。

また、義手や義足といった補助具の情報を保護者や医療者に提供し、これを啓発活動をすることにより、障がいを持つ子ども達の活動が広がり、社会参加を促すことに繋がる。

これらを支援する社会に近づけたいという理由から今回の事業が企画されました。

 

 

◆(株)沖縄銀行様ホームページ
第29回「琉球大学医学部付属病院 神谷 武志 」先生の事業報告書

https://www.okinawa-bank.co.jp/opf/index.html

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