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2021.06.15 (火) ブログ

リハビリテーション学科の学生とケーシー白衣

リハビリテーション学科の学生とケーシー白衣

 こんにちわ、雨が続いていますが、皆さんおげんきですか?

緊急事態宣言中ですが、気持ちは晴れ晴れと行きましょう!!

今週は、医療系の服装について書いてきていますが、今回は那覇校にある理学療法学科からです。

 

 理学療法、作業療法、そして言語療法の学生は卒業までに5~6回の実習を経験します。その実習の中では、ほぼ、どの養成校の学生も「ケーシー白衣」という白衣を着ます。なぜ色々なデザインや色があるのにケーシー白衣なのでしょう。

 

皆さんはケーシー白衣とはどのような物かわかりますか?

 

首元がタートルネックのようになっていて丈の短い半袖の医療用白衣のことです。名前の由来は1960年代に放送されていたアメリカのドラマ「ベン・ケーシー」からきています。

 

 

アメリカでは多様性を尊重しますので白衣であればケーシーでも丈の長い医師用の白衣でもスクラブケーシーでも許されておりました。

ただし色は白と決まっていました。少なくとも私の学生時代はそうでした。40年前のことですが ()

 

 

私はケーシーではなく襟付きの丈の短い白衣でアメリカでの大学生活を送りました。

 

 

 

では、日本の学生はなぜケーシー白衣なのでしょうか。ケーシーのメリットを考えてみたいと思います。

 

<<メリット>>

・ケーシー白衣により患者様に信頼と安心感を与え、学生としての役割確認ができる

・白衣の白は清潔感を与える

・肩、腕周りの動きに制限がないデザインで腕を上げても布が全部上がる感覚もなく女性にも人気

・ドクターコートは丈が長く動きづらいデメリットがあるが、ケーシーはスッキリとした見た目で動きやすく、圧迫感がないので着ていて楽

・首元まで隠れているデザインでインナーを選ばず着られ、実習中、前かがみになる動作時にも気にならない。

・私服と白衣で仕事に対するオンオフの切り替えができ、モチベーションが持続できる

・その日の服装に気を使うことなく、スムーズに仕事に取りかかれる

 

他にもケーシーのメリットは色々あると思います。

上記のメリットを考えた時、これからもリハビリテーション学科の学生は実習にケーシー白衣を使用することになるのではないでしょうか。

 

 

以上、那覇校からケーシー白衣のメリットについてお伝えしました。

 

さて、今週末は那覇校のオープンキャンパスです。残念ながらWEBオープンキャンパスとなってしまいましたが、Zoomでも十分楽しめる内容を用意してお待ちしております。

まだまだ参加受付中ですので、TOPページのバナーから参加申込よろしくよろしくおねがいします。

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