2022.05.16 (月) ブログ
ケガの固定に厚紙?!
こんにちは!
メディカルスポーツ柔道整復学科です!!
沖縄県も梅雨に入り、天気の悪い日が続いています。
みなさんも体調管理には十分ご注意くださいね。
本日は2年生の実技講義の様子をご紹介★
柔道整復師は外傷への応急処置が認められている数少ない資格の一つです。
発生機序や症状などの手がかりを元に様々な外傷に対して処置していきます。
骨折や脱臼に対して整復をする事はもちろん、
場所や症状に合わせた固定も行いますが、
今回2年生が使っていた固定材料は、、、
厚紙?!アツガミ?!
と、これだけ聞くとイメージはわかないですよね。
柔道整復師が使う固定材料の中に副子(ふくし)というモノがあります。
骨折や脱臼、捻挫などの外傷を固定する際に患部にあてるもので
添え木といえばイメージがつくでしょうか。
昔からある固定法で、木を使用したり、金属でできているものもあります。
その中の一つにあるのが厚紙副子と呼ばれているコレです!!
これだけ見たら『え、ナニコレ、、』って印象ですかね、、笑
段ボールよりも薄い厚紙を患部に沿って切ります。
今回は足関節部分に合わせてカット!
そして写真の厚紙の縁に何か跡がみえますが実はコレ、
厚紙を濡らしているんです!!!
濡らすと柔らかくなるので患部の形にフィットします★
それが乾くと硬くなるので患部の固定として使われているのです!
ケガをした際の応急処置で重要なのは患部を安静にするという事。
厚紙などの材料(副子)を使用して患部を固定すると
可動範囲がせまくなるので無理に動かさず安静を保つことができます。
先ほど作った厚紙副子を患部にあてて包帯で固定!!!
先生の見本に習って2人1組で練習しました!!
1年生から包帯の練習はしていますが、
また副子があるとなると難しいものですね、、、
実技は練習あるのみ!!また時間を見つけて練習してくださいね★
そんなメディカルスポーツ柔道整復学科の様子
更に見られるのがココ⇒https://www.instagram.com/ryureha.jt/
次回のオープンキャンパスは5月28日(土)!!
リアルなお話を学生や教員から聞いてみませんか?
たくさんのご参加お待ちしています!!