ブログ・コラム

Blog / Column

2022.04.19 (火) ブログ

【金武校】パラスポーツと理学療法

【金武校】パラスポーツと理学療法

 

こんにちは、理学療法学科です。

今回はパラスポーツについて紹介します。

パラ‐スポーツ(Para-sports)、Paraは「並行する」の意味で、「もう一つのスポーツ」を表すと言われています。

身体機能や知的発育などに障害をもつ人が行うスポーツの事を指し、種目には既存のスポーツのルールを改めたもののほか、ゴールボールやボッチャなど独自に考案されたものもあります。教育や福祉、リハビリテーションや楽しみのためなどさまざまな目的で行われていますが、より活動的で明るいものとしてイメージできるよう障害者スポーツにかえてパラスポーツという呼称が使われ始めたとされています。

 

障害のある人が行うからといって特別なスポーツということでありません。スポーツを行う人の特徴から子供のスポーツ、女性スポーツ、高齢者スポーツというように分類したときに、障害のある人が行うスポーツを障害者スポーツとよぶことがあります。似たような言語にアダプテッドスポーツ(adapted sports)、ディスアビリティスポーツ(disability sports)、バリアフリースポーツ(barrier free sports)、ユニバーサルスポーツuniversal sportsなどがあります。

 

我々が関わるリハビリテーションにおいては、能力低下(能力障害)=Disability(ディスアビリティ)に対するアプローチがあり、その内容は①回復期の機能訓練、日常生活動作能力の訓練、社会生活力を高める訓練(職業訓練やスポーツ分野を含む)、補装具の装着・使用訓練(補聴器、車椅子、義肢)などです。理学療法士はスポーツ分野での関りだけでなく、パラスポーツ分野への関りも多岐にわたっています。

 

今回のオープンキャンパスではパラスポーツ競技のなかの陸上競技で車椅子レース・レーサーである喜納翼選手と当学院教員の安田先生との対面対談が実現する事となりました。安田先生は去った824日から95日まで開催された東京2020パラリンピック競技大会 日本代表選手選手団  選手団役員・本部スタッフとして帯同しております。安田先生はこれまでにも多くのトレーナー活動をされており、アジアユースパラ競技大会や国体のサポートなどに参加していますパラスポーツやパラリンピックの裏事情、臨場感あふれる対談になる事まちがいなし。この機会を見逃すなかれ。

興味を持っていただいた方々、是非当院へ足をお運びくださいませ。御来校おまちしております。

 

Top