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こんにちは！理学療法学科3年生担当です！

本日は、認定理学療法士について説明します。

日本に理学療法士の仕事が誕生してから50年以上経ち、理学療法士のニーズや活躍の場は益々多様化しています。運動器の分野で活躍する理学療法士、脳神経の分野で活躍する理学療法士、呼吸循環器の分野で活躍する理学療法士などなど…

理学療法士の国家資格だけでは、どの分野のスペシャリストなのか分かりにくくなってきました。そこで高い専門性を兼ね備えていることを証明する希少価値のある資格として認定理学療法士というものが出来ました。

認定理学療法士の分野は、脳卒中、脊髄障害、神経筋障害、運動器、徒手理学療法、切断、スポーツ理学療法、循環、呼吸、代謝、物理療法、補装具、疼痛管理、褥瘡・創傷ケア、介護予防、健康増進・参加、地域理学療法、臨床教育、学校教育、管理・運営に分かれ、さらに今後新規分野が開始される予定となっています。

沖縄県内にも2020年10月の時点で136名の認定理学療法士がおり、琉リハの先輩方も取得して県民の健康に貢献しています。

私も2015年にスポーツ理学療法の認定を取得していますが、沖縄県には私を含めた5名のスポーツ理学療法認定が活動しています。学生の皆さんには、理学療法士の国家資格取得に加え、その先の認定理学療法士などの取得も目指す高い志で日々の学習に望んでもらえると嬉しいです。

2022年4月からは、生涯学習制度は少し変わり、登録理学療法士制度というものが入ってきます。医学は日々進歩しているので、職業柄ずっと勉強しないといけない職種です。学び続けることで救われる患者さんが増えると思いますので、是非将来は登録理学療法士、認定理学療法士、専門理学療法士の取得も目指して欲しいものです。