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2020.05.12 (火) ブログ

こリハ 子どもとの関わり方に悩んだらパート②

こリハ 子どもとの関わり方に悩んだらパート②
 こんにちは。こどもリハビリテーション学科です♫

「子どもの発達段階を理解したら子どもとの関わり方がみえてくる」ということで、アメリカの心理学者エリクソンの提唱した8つの発達段階のうちの最初の段階について前回こリハ投稿ブログで紹介しました。今回は2番目の発達段階について紹介したいと思います♫

 

 

 

 

 発達段階2は幼児前期です。およそ1歳半〜3歳に当たります。この時期に直面する心理社会的危機は「自主性対羞恥心」です。

 

 

 

 

この時期の子どもは、自分一人で食事や排泄や着替えなどができるようになっていきます。自分で行なえるように機会を与え、適切なタイミングで手伝うと、子どもはできた喜びを感じ、自信をつけて、更にいろいろやってみようという気持ちになれます。その結果、意欲という力を得る事ができます。

 

しかし、子どもに先回りして何でもしてあげたり、挑戦して失敗した子どもを過度に叱ったりすれば、子どもは自分でうまくできないことに不安を感じてしまいます。子どもの自主性は育たず、むしろ羞恥心を覚えてしまい、新しい物事に挑戦しようという意欲は生まれづらくなります。

 

以上の事から、この時期の子どもと関わる時には「失敗しても自分自身をちゃんと受け入れてくれる」という気持ちを子どもが感じる事ができるように、自分でやりたいという思いを受け止めて見守り、必要な時だけ必要な分だけ手伝いをすることを意識して、できた喜びをたくさん味わわせて自信に繋げてあげてみてはいかがでしょうか♡

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