2020.07.29 (水) ブログ
グループワーク 生活行為向上マネジメント
昨日、今日で昼間主・夜間主2年生は、生活行為向上マネジメント(以下、MTDLP)で症例をまとめて発表を行いました。
MTDLPは、日本作業療法士協会が開発した作業療法士のツールの一つです。
「ひとは作業をすることで元気になれる。」を基本理念として普及を勧めています。
作業療法士の包括的な思考過程をわかりやすく表にしたもので、対象者の24時間365日をイメージしつつ本人のしたい生活行為に行動計画の焦点があたるように設計されています。
琉リハの作業療法学科では、2年生でペーパーペイシェントを用いてグループワークを実施しています。
7月から実施しましたが、授業内でまとめることは難しかったようです・・・
時間外の中で各グループが集まって準備を勧めてくれていました!!
グループでディスカッションする中で、個人ワークでは気が付けない幅広い視点を知ることができます。分からないことをグループ内で話し合う事で理解も深まります。
答えのない作業療法では、どのように考えたのか?がとても重要になってきます。他者の視点を知ることで考えられる幅を広げることができます。
実際、作業療法士になった後の研修でもグループワークが多く取り入れられています。また、自分の意見を他者に伝えていく練習にもなります。