2020.08.19 (水) ブログ
ストレス対処法〜マインドフルネスとは??〜
こんにちは!今週から作業療法学科では前期試験が始まります。
本学院では沖縄県内の新型コロナウィルス感染が拡大し感染警戒レベルが引き上げられたことを受け、授業形態が遠隔授業となっていますので、試験に対するストレスを感じている学生さんも少なくないと思います。
そこでストレス対処法の1つの「マインドフルネス」について、ご紹介したいと思います。
この言葉をどこかで耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
また、日米の有名企業や学校などの教育機関でも実践されていることがテレビでも紹介されました。
そして、その効果は集中力アップ、免疫力アップなど多岐にわたって紹介されています。
やり方は基本的に背筋を伸ばした姿勢で椅子に座り、目を軽く閉じて全身の力をぬき、ただ自分が今している「呼吸」に意識を向けるだけです。
息が出入りする時の下腹部の身体感覚に注意を向けて「膨らんだ」「しぼんだ」などを感じるようにします。
やればわかるのですが、容易に他の事が意識にのぼり注意がそれますが、また呼吸を意識して行えば良いのです。
簡単に述べますと、マインドフルネスとは「今ここに、ただ集中しているだけ」の心の在り方を指します。
これを5分間、10分間、20分間と無理をせず楽にできる時間を延長すると良いとされています。
これは、私たち作業療法士が行う注意訓練に似ており、注意の持続性や注意の対象を切り替える訓練に似ています。
外出自粛の現在、新たなストレス対処法を探してみてはいかがでしょうか?