2020.05.07 (木) ブログ
理学療法学科の実習ってどんなもの❔
こんにちは♪理学療法学科です。
今日は理学療法学科の実習ってどんなもの?
と疑問に思っている方に向けて紹介したいと思います。
理学療法士になるために理学療法士国家試験の受験資格を得るには、学院での基礎分野の学びを含め、実際の現場で学ぶ臨床実習というものが必要になってきます。
1年生は見学実習、2年生は検査測定実習があります。
主に3年生の実習は、1か月半ほどの長期実習となります。
実習で行う内容は、実習施設により手順や方法は細かくは異なりますが、
実習の目標ポイントこのような形です!
★ 実際に療養されている、施設を利用されている方のお身体の状況を見させていただき、その方にどんな検査(関節の動きは?筋力は?麻痺の程度は?など)が必要なのか考える!
★ 可能な範囲で必要な検査を実際に実施させていただく!
★ 日常生活場面で患者様や利用者様ができている動作や難しい動作を整理して、その方に最も向上が必要な能力を考える!
★ その方に実際に必要な治療を検討し、その方のゴール(目標)設定を行う!
★ 実際の治療場面に立ち会い、可能な範囲で実際に治療を行う!
実習では、現場で実際に治療されている理学療法士の指導、監督のもと、学院では学べない実学を学んできてもらいます(^^
実習行くの嫌だな、怖いなと思っている方もいるかもしれません!!
在学生も実習前はみんな緊張しています!
でも実習から帰ってきた学生の顔を見ると、自信あふれる顔になっていることが多いなと感じます♪ とある学生は、実際の現場に行くと、学校で苦労して覚えたことが実際の場でどう使われているか分かって、目の前で理学療法士の治療によって回復していく患者様や利用者様を見ることで改めてやりがいを感じ、理学療法士を目指してよかったと感じるとのことでした (^^♪
今年度の3年生は、新型コロナウィルスの影響で例年通りの現場で行う臨床実習の機会が少なくなる見込みです。今年度に限っては、厚生労働省の提示する基準を鑑みて、学内実習+臨床実習という組み合わせで実習を行う予定です!
3年生は来年、国家試験を受けるにあたり、実習の単位が必要ですので、完全に終息する前での学内実習の開始となりますが、分散登校など感染対策を十分に行った上で実施します。
新型コロナウィルス感染症が終息し、少しでも現場で学べるよう機会ができますように。