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2020.09.04 (金) コラム

進化するマリンアクテビティーSUPについて

進化するマリンアクテビティーSUPについて

こんにちは、海洋リハ担当です。皆さんSUP(サップ)ってご存じですか?

海洋コースのマリン実習でも良く行うアクティビティーの一つです。

Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称で、ハワイ発祥のウオータースポーツで、名前の通りボードに立ちパドルで漕いで水面を進んでいく今人気急上昇中のアクティビティーです。

今回はそのSUPについて書いていきたいと思います。

 

  • SUP始まり

Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」(以降SUP)の歴史は意外と古く、古代ポリネシア文明から存在したと言われていて、当時の島民たちがサーフィンをしているところ、ハワイの王様や貴族たちが皆の安全を立って見守る為にカヌーパドルを使用した事が原点と言われています。

(諸説あります。)

60年代にはワイキキビーチで働くビーチボーイたちが、ロングボードでカヌーのパドルを使い

波乗りを楽しんでいた為ハワイでは、SUPを「ビーチボーイスタイル」とも言われています。

一時期はすたれていましたが、2000年頃から復活し現在では世界的にも人気のアクティビティーの一つとなっています。

 

  • SUPを行う上で必要なもの(道具・安全器具)

先ずはSUPを行う上で必要なギア(道具)について書いていきたいと思います。

1.SUP(ボード)&パドル

SUPを行う上でこれが無いと始まらないですよね。

※ショップ等でのレンタル等もやっていますのでこれを読んで気になった人はお近くのショップ等に確認してみて下さい。

2.リーシュコード

SUPと自分をつなぐコードです

。落水した時等にボードが流されたり、他の人に当たるのを防いだりと大切なギアです。

3ライフジャケット

こちらも落水した時や万が一の時に自分の浮力を確保してくれる必要不可欠なギアになります。

4.携帯電話

これも重要なギアの一つで、防水の入れ物等に入れ必ず携帯することをお勧めします。万が一の際は118番で海上保安庁へ連絡も。

5.その他

ラッシュガード(日焼け・クラゲ・怪我対策)・マリンブーツ(怪我対策)・キャップ(日焼け・熱中症対策)

等あり必要なギアを自身で選ぶのも重要です。

 

  • SUPの楽しみ方とカテゴリー

一口にSUPと言っても色々なカテゴリーに別けられます。ここでは其の様々なカテゴリーについて書いていきます。

 

1.クルージング

先ず最初に紹介するのが、サイズの大きめのボードに乗り静かな水面をのんびり漕ぐクルージング。

クルージングでは主に水上散歩をしている様なゆっくりとした時間を楽しむパターンと、自身の漕ぎ力を考慮した上で遠くまで漕ぎ出して行くパターンに別れます。

クルージングはまだ慣れていない初心者の方だけではなく、いつもSUPに乗っている上級者の方も楽しむSUPのベースとなるカテゴリーです。

 

 

クルージングは海洋コースでもSUPを行う上で基礎力を養う一環として行われているプログラムで最初は、川等の出来るだけ静かな平水面から始まり。波や風、流等を考慮し場所を海に変えながら行っています。

それによりSUPを漕ぐ際に必要な現在のレベルを知る目安が出来上がるので特にSUPを始めたばかりの人には良いと思います。

 

 

 

 

2.WEVE(ウェイブ)

次にSUPの原型であるサーフィンと同じ様に波に乗る「SUPサーフィン」があります。

SUPサーフィンでは「WEVE用」と言われるカテゴリーのSUPを使用し、プライベートで波乗りを楽しむフリーSUPサーフィンと大会や競技に出場して技や技術等を競う競技SUPサーフィンに別れます。

更にボードの形状・サイズ等によりサーフィンと同じく、中級者向けのロングボードやショートボード、初心者向けのファンボード等様々な種類があり。ロングボードでは波との一体感や優雅さ、

ショートボードでは、技やターン

の切れ等を仲間内で競い合たりしながら楽しみます。

上級者になると実際日本各地や世界各地で行われている大会に出場するプロ選手等も居て盛り上がりを見せているカテゴリーになります。

 

ウェイブは、海洋コースの実習では中々出来ないですが、コースの卒業生が複数名自身の趣味として行っていて、授業の実習から自身の趣味へとシフト出来るのもSUPの良い所になります。

 

 

 

3.RACE(レース)

全長が長く幅の細いレース用のボードを使用しタイムを競い合うレースですが、

その競技フィールド・内容は様々で、プール//湖等平水面で短距離を主とする「フラットウォーター」や、海岸線や砂浜近くで風や波の力を利用しながらレースを行う「ビーチ

」更には、沖合の外洋に出て波やうねり、風を使い10㎞以上の長距離を漕ぎ競う「ダウンウィンドレース」

等、単純にレースと言ってもその幅はかなり広いです。

レースにおいても世界的な盛り上がりを見せていて、この沖縄からも世界的に活躍する選手が出てきています。

 

 

海洋コース、レースにおいては毎年10月に行われている「ぎんばるCUPでのボランティアスタッフや希望学生の選手としての出場等も行っていてこちらの競技も一つの楽しみとなっています。

 

その他(止まらないSUP進化)

上記で書いたモノだけでは留まらず、フォイルやウィング等色々なカテゴリーで更なる盛り上がりを見せるSUP今後も機会があれば書いて行けたらと思います。

皆さんも今注目のウォータースポーツSUP始めて見てはいかがでしょうか?

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