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2020.10.15 (木) ブログ

3年生の学内実習終了!!(理学療法学科)

3年生の学内実習終了!!(理学療法学科)

こんにちは。琉球リハビリテーション学院 理学療法学科です。

本日は、理学療法学科3年生の学内実習の様子をお伝えします♪

 

理学療法学科(現行)※では、

1年生 見学実習(約6日間×2)

2年生 検査測定実習(約17日間)

3年生 評価実習(約34日間)

    治療実習(約34日間)

    地域実習(約6日間)

 

大きく分けて5種類の実習があります。(※今年度、新入生より実習内容に一部変更あり)

これらはすべて学外で行われる現場での実習になります。

 

しかし、今年度はコロナウィルス流行により、4月~9月に行われるはずであった実習がほとんど実施できませんでした。実習の履修は、理学療法士の国家試験受験資格として必要なカリキュラムになりますが、今年度は、国(厚生労働省)の特例措置により、学内実習が認められています。

 

『新型コロナウイルス感染症に関連する実習中止、休講等の対応を受けた学生等は、他の学生等より修業が遅れることが想定される。こうした場合であっても、当該学校養成所等において必要な単位もしくは時間(実習が中止の場合、当該学校養成所等において実習に替わり得る学修として各学校養成所等で配当した単位もしくは時間を含む)を履修し、又は当該学校養成所等を必要な単位もしくは時間(実習が中止の場合、当該学校養成所等において実習に替わり得る学修として各学校養成所等で配当した単位もしくは時間を含む)を履修して卒業(修了)した者については、従来どおり、各医療関係職種等の国家試験の受験資格が認められること。』(厚生労働省他発行 新型コロナウイルス感染症の発生に伴う医療関係職種等の各学校、養成所及び養成施設等の対応について より抜粋)

 

実際の現場で実習が行えないことは、学生にとっても、教員にとっても前代未聞の事態でした。

その中でいかに現場の様子を学ぶためにと考えられたのは、

学院内リハビリ特化型デイサービスの実施(地域実習の代替のための学内実習)でした♪

利用者様役はさまざまな疾病、障がいの状態を模倣し、スタッフ役(理学療法士)は安全にその場に適した評価、治療、対応が行えるかを実践しました。

 

 

 

 

 

 

教員も介入しながら実際の現場を再現し、実施後は、カンファレンスも行い、情報の共有を行いました。

実際の現場でしか経験できないことも多いですが、少しでも利用者様への気配りや地域でのリハビリテーションというものを学べる機会になったかと思います。

この経験を機に『リハビリ特化型デイサービス』という分野にも興味を持てた学生もいました。

対象者様がより生活に近いリハビリテーションについて深く考えることが出来ました♪

これから就職活動や国家試験を控えている3年生にとってもまだまだ不安が絶えない日々ですが、教員ともども寄り添ってサポートしていきます!!目標に向かって一緒に頑張っていきましょう♪

 

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