2020.05.21 (木) ブログ
3年生の実習(理学療法学科)
こんにちは
理学療法学科です。
沖縄県では、新型コロナウィルス感染症の新規感染者数が20日間連続で0名となりましたね。
学院も5/20まで休校の措置をとりましたが、再開に向け動き出しています。
でも、2波がくるかもしれない!なども想定し、分散での登校や学生の皆さまが安心して学べる環境つくりに励んでます!遠隔授業も少しずつ慣れてきましたが、やっぱり画面に向かってしゃべるのは、学生の反応が見づらく寂しいなと感じている今日この頃ですm(_ _)m
理学療法学科の3年生は、5月は学外での実習が難しいため、厚生労働省の指針のもと、学内での実習を始めました。
本当は、
『関節の可動域を測る検査(ROM)』や『筋力測定(MMT)』や『手足の長さを測る検査(形態測定)』などなど
今後のために練習したい実技がたくさん!!あるのですが、
でも、実技は3密(とくに密接)など接触機会があるため自粛しなければなりません。
そこで今は、ソーシャルディスタンスを守り、ある1教室では入れるのは6~7人と制限しています。
実際の症例動画を見て・・・
❓動きや姿勢の状態は❓
❓どんな動作ができていない❓
❓どんな動作ができている❓
❓どんな理学療法評価、検査が必要❓
❓どれから検査すべき❓
などをグループで検討してもらっています。
この目的としては、主に患者さんのことをしっかりと考えれる臨床推論※の力をつけることです。
※臨床推論とは?
(英語:clinical reasoning クリニカルリーズニング)
患者の訴えや病的な変化から問題点を挙げ,一つひとつを分析、思考過程のこと。
臨床推論ができるようになるためには、もちろん知識や経験が必要です。
学生にとっては、難しい課題ですが、考える道のりを少しでも身につけていたら、いろんな目線で対象の方について考えれるようになると思います!
学生の口からはふと、、、
少ししか実習に行けないかもしれないけどPTになれるのかな?
実習に行ってない世代と言われてしまうのかな?と不安の声が聞こえてきますm(_ _)m
教員も元学生としてこの気持ちはすごくわかります。
この不安を少しでも緩和できるよう、少しでも自信を持って現場にいけるよう、全力でサポートしていきます!こんなときだからこそ、前向きにできることを頑張っていきましょう!
琉リハPower‼️