2021.06.30 (水) ブログ
作業療法士になってよかった!~私の作業療法士人生~
週の真ん中水曜日は作業療法学科担当です。
本日は、教員が作業療法士を目指した理由を皆さんにお伝えします。
私は現在、作業療法士になって25年が過ぎ、四半世紀、
作業療法士として人生を送っています。
ダイエットも続かず、つねに3日坊主の私がなぜ作業療法士を目指し、こんなにも長い期間仕事をしてこれたのか。。。
就職したての頃
小さいころから、「誰かの人の役に立ちたい」という気持ちから、医者になりたいと思っていました。しかし、学力がついていけないと高校生の時に気づき、看護師を目指していた時、進路指導の先生から、「精神科の病院で作業療法士の施設奨学金があるが、受けてみないか」と勧められたのが、作業療法士という仕事を知るきっかけでした。
それまで作業療法士という資格を知らなかった私でしたが、母子家庭で育ったこともあり、母親に迷惑をかけてはいけないし、学費を出してくれるなら行ってみようというある意味気軽な気持ちで目指したかもしれません。
なので、作業療法士の魅力を感じたのは、学校での勉強や、実習、そして働き出してからもなお、その魅力を体感しています。
私のモットーは「よく学び、よく遊べ」です。
認知症病棟でのクラフト活動
自分自身が体験したことが仕事に「活きる!」のです。
就職してからは、対象者にとってより良いアプローチはないか研修会に参加し、お給料をもらったら、全国各地へ旅行や、サイクリングなどにも行きました。
また、精神科の病院では、季節を感じてもらうよう、様々なイベントを企画したり、対象者の方と一緒に体験しながら、実は私自身が教えていただくこともたくさんありました。
自分で初めて買った愛車に自転車載せてサイクリング
病院での仕事は、対象者とともに「生きる」ことを実感した日々だったかと思います。
対象者の笑顔を引き出す作業療法士であり続けたい!思いに寄り添う作業療法士として。。。
現在は教員になって13年目、学生と一緒に、まだまだ心身ともに成長し続け、新しい世界を体験していきたいと思います。
対象者と旅行や温泉施設で会食にも行きました!
作業療法士という仕事は、年を重ねれば重ねるほど面白い!
この仕事を選んでよかったと思える、「作業療法士」の仕事、もっと知りたいという方、
琉リハの作業療法学科には、私以上に様々な経験をして作業療法士となり、活躍している教員がたくさんいます。
オープンキャンパスで教員と話をする機会もありますので、「作業療法ってなに?」と、思われている方は、ぜひ、遊びに来てください。